2020年3月31日 更新

育休取得後、職場に復職する率100%を支える制度「病児シッター」制度で復職ママを本気でサポート ~女性のキャリア形成サポートで優秀な人材を確保~

オリジナルブランド「マナラ化粧品」の開発および販売を行う、株式会社ランクアップ(本社:東京都中央区銀座 代表:岩崎裕美子)では、社員数60名のうち女性社員が48名、そのうち子供を持つ社員が23名です。産後、復職したママたちの最大の悩みは「子供は予想以上によく熱を出す!」ということ。

そこで、子供の体調で会社を休まざるを得ないママたちを救うべく、ランクアップでは、通常3万円近くかかる病児シッターを社員の自己負担額300円で利用できる制度を取り入れています。この制度を採り入れることにより、弊社では復職後1年以内の離職率は0%で、子育てと仕事の両立を継続する手段として多くの社員が使用している。
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第1子出生年別にみた、第1子出産前後の妻の就業変化国立社会保障・人口問題研究所「第14回出生動向基本調査」(平成22年)

【保育園に受かっても復職ママの最大の壁は子供の体調不良だった】

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【共働きカップル:お子さんが病気で自分は仕事! そんな時、どう調整していますか?】2019年3月ハフポスト日本版

2019年ハフポスト日本版が行った子育て中の共働きカップル向けのアンケート調査では、仕事中に子供が病気になった場合「妻が仕事を休む」という回答が夫より7倍という結果が出ています。育児休暇から復職直後の子供は免疫力が低く、特に子供が0歳から1歳の時にはいくら気を付けていても体調を崩すことが多くなります。それに伴い共働きのワーママも会社を休まざるを得なく、職後の大きな壁の1つとなっており、それが原因でママたちは早退/遅刻/休暇を余儀なくされます。子供のいない社員からは心無い言葉や視線をあび、退職を決断することも珍しくありません。

【病児ベビーシッター利用率は約80%】

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ランクアップでは、8年前から「病児シッター制度」(※)を導入しています。病児シッター制度の利用費用は、1日約3万円。会社がほぼ全額負担し、社員負担は1回あたり300円のみで、何回でも利用できる。※対象は未就学児の子供を持つ社員
導入した理由は、仕事と子育てに悩む社員をサポートするためで、子供の突発的な病気の看護等に利用できます。現在の利用率は約80%。未就学児を持つ社員25人中、20人がこの制度を利用している。この制度のおかげで安心して復職できるため、復職率はほぼ100%である。(1名のみ夫の海外赴任のため離職)。
この制度を採り入れることにより、弊社では復職後1年以内の離職率は0%で、子育てと仕事の両立を継続する手段として復職した社員が使用しています。

【病児シッター制度がなかったら、会社を退職していました】

利用社員の声:近藤良美 38歳 入社11年目

利用社員の声:近藤良美 38歳 入社11年目

約1年の育休ののち、子供が10か月の時に復職をしました。育児休暇中は、体調を崩すこともなく、慣らし保育もスムーズに終了し安心していました。ところがいざ復職すると、子供が熱を出して出社できない日々が続きました。出社後30分で保育園から呼び出しがかかり、トンボ帰りすることも。さらに突発性発疹を発症し、このままでは会社に迷惑がかかると私自身の心も落ち込み退職を考えてた時に、病児シッター制度を利用しました。復職して1年間の間は思っていた以上に子供の体調不良には逃れられなかったので、多い時で月に20万円の請求をしたこともありました。症状が重い時はもちろん私がそばにいて看病をしますが、快復期の子供をシッターさんに預けて安心して仕事に行ける制度は本当ありがたく、あの時仕事を辞めなくてよかったと制度に感謝しています。

【子供の成長は一瞬だが、社員の能力は一生もの】

株式会社ランクアップ 代表取締役社長 岩崎裕美子

株式会社ランクアップ 代表取締役社長 岩崎裕美子

私が病児シッター制度を取り入れたのは、自分自身の経験からです。
社内で私が出産第一号だったのですが、復帰後、一番悩まされたのは、子供の体調不良でした。いくら気を付けていても、0歳~1歳の間は、子供はすぐに熱を出すということを、身をもって経験しました。当時は30歳前後の女性社員が多かったため、結婚や出産でライフステージが変わる社員たちが、安心して戻ってこれる環境を整えておかないと、当社はせっかく育てた社員が子育てとの両立が理由で退職に追い込まれると考え、この病児シッター制度を採用しました。おかげで、復職率はほぼ100%で、ママになって復職しても同じキャリアで仕事ができています。
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